採用戦略策定事例
新しい採用ブランドを
構築するべく、
人事・現場社員を
巻き込んだ
リブランディングプロジェクトを実施。
- ソリューションの背景
-
学生の就職希望先として人気の高いとある総合商社。毎年、多くの志願者が集まってくることもあり、何か特別苦戦を強いられているわけではなかった。
しかし人事担当者は、何かを変えていかなければならないと潜在的に感じていた。同社は10年ほど前までは、業界内でもトップを争うポジションにあったが、近年、その地位は低迷しつつあり、離職者の増加や志願者の質の変化を生んでいると感じていたのだ。
だとしても、どうしたらいいだろうか。明確な課題が見えているわけではない。急に業績が上がるわけでもない。そんな状況でワークス・ジャパンが提案したソリューションとは——。
01 CASE 01 顧客が抱えていた課題とは?
業績の伸び悩みは業界内での地位低下を招き、それはそのまま採用力にも影響を与える。しかし、人事担当者は企業の業績を向上させることはできない。では、採用担当者としてできることは何か。そのひとつが、リブランディングだった。
業績の低迷にはさまざまな要因が絡んでいるが、それによって「自分たちらしさ」まで失ってはいないか。以前、あれほど勢いがあった社内の空気が、停滞してはいないか。それを変えるにはどうしたらいいだろう。
単純に広報ツールをつくるだけでは解決しない。採用におけるブランディングを見直す必要があった。こうして、人事担当者のみならず、現場社員をも巻き込んだリブランディングプロジェクトが発足したのだ。
02 CASE 02 ワークス・ジャパンの提案
まず、この企業が持つブランド価値とはどのようなものなのか。その価値=ブランド・エクイティの発掘からプロジェクトはスタートした。ワークス・ジャパンの営業担当者が旗振り役となり、人事担当者・現場社員を含む総勢30名以上を巻き込んだワークショップを実施。自社のブランド価値について何度も何度も議論を重ねた。
さらに、そこで見えてきたブランド価値を言語化、採用コンセプトに落とし込み、ビジュアルアイデンティティを作成。それを使ったプロモーションとマーケティング施策を練り上げていった。
また、採用における戦略も時間軸を分けながら策定した。それに基づき、イベントやインターンシップ、広報施策を提案し、活動スケジュールに落とし込んでいった。こうした社内活動は、基本的に企業の人事担当者が行うものだが、そのすべてにワークス・ジャパンの営業担当者がサポートとして関わることで、円滑なプロジェクト進行を実現したのだ。
03
CASE 03
ソリューションで
実現したこと
このプロジェクトはまだ道半ば。明確な効果測定ができているわけではない。しかしワークショップなどを通じて、人事担当者の間では、「自分たちらしさ」に対して共通の認識を持てたという実感があるという。
また、明確なビジョンと戦略が決まったことで、学生とのコミュニケーションにも軸が持てるようになった。今後はブランディングをさらに強化していくべく、統合的なコミュニケーションを実施し、採用マーケットに対するブランド認知と浸透を図っていく考えだ。
ワークス・ジャパンでは引きつづき、状況の変化に応じて施策の提案やコンサルティングを実施し、安定的かつ高品質な採用活動の実現を支援していく。それにより、この企業の「自分たちらしさ」を、社内外に広めていきたい考えだ。
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