グループ採用システム導入事例
大手メーカーの
中期経営計画と連動した、
グループ採用の導入。
採用システムの構築と
綿密なサポートで
いかにグループシナジーを生みだすか。
- ソリューションの背景
-
企業が中期経営計画を新たに策定した場合、その人材戦略も大きく変わることがあり得る。ここで紹介する大手メーカーの場合もそうだった。グループ全体の中期経営計画の策定ともに、人事戦略のグループ方針も改められたのだ。
その方針では、グループの既存社員の流動的な配置や活用についての戦略に加え、人材確保の入口にあたる新卒採用についても、グループのシナジーを発揮することが求められていた。
では、どうしたらグループのシナジーを発揮する採用活動が展開できるのか。グループ毎のターゲットや要件のバラツキは、どのように解決すべきなのか。多くの課題を抱えたまま、新卒採用手法の改定プロジェクトが開始された。
01 CASE 01 顧客が抱えていた課題とは?
プロジェクトを推進する部門の担当者は新卒採用の経験が少なく、「どこから手をつけたらいいかわからない」、という段階から、ワークス・ジャパンに相談がもちこまれた。
担当者としては、グループ各社の採用のプロセスやこだわりを大事にしつつ、学生にわかりやすい設計にしたいという想いがあった。また、BtoB企業なので学生の認知度が低く、かつ、人気の高い理系人材を求める企業が多いという難しい前提もあった。
そこで、こうした課題を解決しつつ、学生が理解を深め、選考手続きに進みやすい採用システムの提案とその運営について、ワークス・ジャパンが主体となって進めてほしいという要望が寄せられたのだ。
02 CASE 02 ワークス・ジャパンの提案
まず最初にワークス・ジャパンの営業担当は、新たに策定された中長期経営計画の全体像を理解することからスタートした。加えて、現在のグループ各社の求人内容と採用フローはどうなっているか、各社はどのような課題を抱えているのかの洗い出しを実行。また、理系採用が中心になるため、他社の採用事例も収集し、顧客の採用活動のイメージを固めていった。
一方で運用担当は、各企業のリクルーター機能とグループ採用のパッケージをベースに、マイページを活用する導線とその活用タイミングなどについて企画を検討した。
そして、企業の担当者とワークス・ジャパン側で、週次でミーティングを行いながら、顧客が実行すべき行動のタイムラインを策定して順次実行。同時に、グループイベントの企画やインターンシップの実施内容についても情報提供をするなど、システム活用に留まらないサポートも続けている。
03
CASE 03
ソリューションで
実現したこと
こうして新たなシステムを導入し、週次のミーティングでシステムの運用方法や、他社動向、学生動向、グループ採用における課題の頭出しなどを行ったことで、“新しいグループ採用のあり方”が見えてきた。ワークス・ジャパンが進行サポートを行っているため、企業の顧客担当者もスムーズに新たな手法に順応できている。
その結果、グループ各社で採用を行っていたときよりも、全体として早めの採用活動ができており、母集団形成が楽になったという。また、グループ他社と並べて発信している情報が多くなり、他社と差別化も明確になってきている。
昨今、グループ採用を取り入れる企業が増えてきている。その点、システムを活用することでグループ各社の連携を深め、シナジーを発揮させるケースは今後も増えていくだろう。今回の導入事例をひとつの成功例として、今後はグループ採用そのものの企画・推進ができるよう、ワークス・ジャパンでは引きつづきシステム活用の工夫と、情報提供の精度・スピード向上に邁進していく。
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